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[HP-UX] ls(1)

행복전설 2008. 11. 15. 02:43



 ls(1)       ls(1)




 名称
      ls, lc, l, ll, lsf, lsr, lsx - ディレクトリの内容のリスト

 構文
      ls [-abcdefgilmnopqrstuxACFLR1] [names]

      lc [-abcdefgilmnopqrstuxACFLR1] [names]

      l [ls_options] [names]
      ll [ls_options] [names]
      lsf [ls_options] [names]
      lsr [ls_options] [names]
      lsx [ls_options] [names]

 説明
      ls コマンドは、引き数として指定された各ディレクトリについて、ディレク
      トリの内容をリストします。また、引き数がファイルの場合には、 ls はその
      名称と要求された情報を出力します。 ls デフォルトの場合、出力は名前に
      よって昇順にソートされます (下記の環境変数の項を参照してください)。引
      き数を指定しなければ、現在のディレクトリがリストされます。また、複数の
      引き数を指定すると、まず各引き数が必要な順序に並べ換えられます。ただ
      し、ファイルは、ディレクトリやその内容より先に処理されます。

      必要とされる特権を持つユーザーに対しては、デフォルトで . と .. を除く
      すべてのファイルがリストされます。

      主に3つのリスト形式があります。使用される形式は、出力をログインデバイ
      スに送るかどうかによって異なります (これは、出力デバイスファイルが tty
      デバイスであるかどうかで決まります)。また、リスト形式は各種オプション
      フラグによって制御することができます。ログインデバイス用のデフォルト形
      式では、カラムごとに縦方向に各エントリーをソートして、マルチカラムの形
      式でディレクトリの内容をリストします。 (引き数のリストにディレクトリ名
      ではなく個々のファイル名を指定した場合は、各ファイル名は、必ずページの
      横方向にソートして表示されます。これは、縦方向にソートすると、長すぎて
      表示しきれない場合があるためです)。標準出力がログインデバイスでない場
      合は、 1行につき1エントリーの形式でリストされるのがデフォルトの形式で
      す。 -C および -x の各オプションにより、マルチカラム形式の出力が使用可
      能になり、また -m オプションにより、ストリーム形式の出力 (各ファイルを
      コンマで区切って、ページの横方向にリストする形式) が使用可能になりま
      す。 ls は、 -C, -x, および -m の各オプションの出力形式を決める場合
      に、環境変数 COLUMNS, を使用して、各出力行に表示する桁数を決定します。
      この変数を設定していない場合は、 terminfo データベースを使用して、環境
      変数 TERM に対応する表示の桁数を決定します。この情報が得られない場合
      は、80 カラムを使用します。

      lc コマンドは、 ls と同じ機能を持ちますが、デフォルトでは (リダイレク
      トした場合も) カラム形式でファイルの内容が出力されます。

    オプション
      ls は、次のオプションを認識します。




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 ls(1)       ls(1)




  -a すべてのエントリーをリストします。通常は、名称がピリオド (.)
で始まるファイルはリストされません。

  -b 表示できない文字を \ddd の形式の8進数で表示します。

  -c ソート (-t) または表示 (-l (英字 L の小文字)) の出力につい
て、 iノードを最後に変更 (ファイルの作成、ノードの変更など)
した時刻を使用します。

  -d 引き数がディレクトリであれば、ディレクトリ名だけをリストしま
す (その内容はリストされません)。 -l (英字 L の小文字) オプ
ションと併用して、ディレクトリの状態を確認することができま
す。

  -e ファイルのエクステント属性を表示します。エクステント属性を持
つファイルに対して、エクステントサイズ、リザーブされたスペー
ス、および割り当てフラグが表示されます。 -l (英字 L の小文
字)オプションと併用しなければなりません。

  -f 引き数をすべてディレクトリとみなし、各引き数の下にある名称を
リストします。このオプションは、 -l (英字 L の小文字), -r,
-s, および -t の各オプションを使用不能にし、 -a オプションを
使用可能にします。各エントリーは、ディレクトリ内での順序で出
力されます。

  -g グループ名だけが表示される点を除き、 -l (英字 L の小文字) と
同じです (所有者は省略されます)。 -l (英字 L の小文字) と -g
の両方を指定すると、所有者は表示されません。

  -i 各ファイルについて、最初のカラムに iノード番号を表示します。
また、マルチカラム出力についてこのオプションを使用すると、各
カラムでファイル名の前に iノード番号が付きます。

  -l (英字 L の小文字) 各ファイルのモード、リンク数、所有者、グ
ループ名、サイズ (バイト数)、および最終変更時刻を長い形式で
リストします (以降の「説明」および「アクセス制御」リストを参
照)。ファイルの最終変更時刻から6か月が経過した場合、または未
来 (現在点より先) の時刻になっている場合は、変更の時刻と分の
表示に代わって、年数が示されます。ファイルがスペシャルファイ
ルの場合、サイズのフィールドには、ファイルのバイト数ではなく
メジャーデバイス番号とマイナーデバイス番号が表示されます。
ファイルがシンボリックリンクされている場合、ファイル名ととも
に、 -> の後にパス名と参照されたファイルが表示されます。

  -m ストリーム形式の出力を指定します。

  -n 所有者名とグループ名の代わりに、所有者の UID とグループの
GID を表示する点を除き、 -l (英字 L の小文字) と同じです。

  -o 所有者だけを表示する点を除き、 -l (英字 L の小文字) と同じで
す (グループは省略されます)。 -l (英字 L の小文字) と -o の



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 ls(1)       ls(1)




両方を指定すると、グループは表示されません。

  -p ファイルがディレクトリであれば、各ファイルの後にスラッシュ
(/) を付けます。

  -q ファイル名の中にある表示できない文字を強制的に (?) に置き換
えて表示します。

  -r 必要に応じてソート順を反転させ、名前によって降順、あるいは
ファイルの古い順から出力します。

  -s 各エントリーについて、サイズをブロック単位 (間接ブロックも含
む) で出力します。最初のエントリーとして、そのディレクトリの
総ブロック数が表示されます。このオプションをマルチカラム出力
について使用すると、各カラムで、ファイル名の前にブロック数が
表示されます。ファイル内の間接ブロック数はファイルシステムに
依存します。

  -t ファイル名のアルファベット順によるソートの前に、ファイルの変
更時刻順 (新しい順) でソートします。

  -u ソート (-t オプション)、または表示 (-l (英字 L の小文字) オ
プション) の出力について、ファイルの最終変更時刻ではなく、最
終アクセス時刻を使用します。

  -x ソート済みの各エントリーを横方向にリストしたマルチカラム形式
で出力します。

  -A 現在のディレクトリ . と1つ上のディレクトリ .. をリストしない
点を除き、 -a と同じです。適切な特権を持っているユーザーの場
合、このフラグはデフォルトで ON になっており、 -A によって
OFF になります。

  -C ソート済みの各エントリーを縦方向にリストしたマルチカラム形式
で出力します。

  -F 各ファイル名の後に以下の記号を付けます。

+  ファイルがディレクトリの場合、またはディレクトリへのシン
  ボリックリンクの場合には、スラッシュ (/) を付けます。
+  実行可能なファイルであれば、アスタリスク (*) を付けます。
+  ファイルが、ファイルに対するシンボリックリンクであれば、
  単価記号 (@) を付けます。
+  ファイルが fifoの場合には、縦線 (|) を付けます。

  -L 全てのシンボリックリンク (コマンドライン上で名付けられたもの
または、ファイル階層構造中に検出されたもの) に対するファイル
情報とファイルタイプをファイル自体ではなく、リンクの参照先の
ファイルとして評価されます。しかし、 ls はリンクの参照先ファ
イルではなく、リンク自体の名前を書き出します。 -L と -l が一
緒に使用される場合、長いフォーマットでシンボリックリンクの内



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 ls(1)       ls(1)




容を書き出します。

  -R サブディレクトリを再帰的にリストします。

  -1 (数字の1) 出力デバイスにかかわらず、ファイル名をシングルカラ
ム形式でリストします。このオプションは、強制的に単一カラム形
式でファイル名をリストします。

      次のような相互に排他的な複数のオプションのペアを同時に指定してもエラー
      にはなりません。 -C と -l (英字 L の小文字)、 -m と -l (英字 L の小文
      字)、 -x と -l (英字 L の小文字)、 -C と -1 (数字の1)、 -c と -u。

      ls には、次のような指定形式に対応する省略形式のコマンド名も用意されて
      います。

  l は ls -m と等価です。
  ll は ls -l (英字 L の小文字) と等価です。
  lsf は ls -F と等価です。
  lsr は ls -R と等価です。
  lsx は ls -x と等価です。

      以上の省略形式は、 ls へのリンクとしてインプリメントされています。省略
      形式に対するオプションの引き数は、省略しないコマンドにオプション引き数
      を追加した場合と同様に機能します。

      モードビットの意味 (-l option)
      -l (英字 L の小文字) オプションが出力するリストでは、モードを計 10 文
      字で表します。例 -rwxr-xr-x

      最初の文字は、エントリーの種類を表します。

  b ブロック スペシャルファイル
  c キャラクタ スペシャルファイル
  d ディレクトリ
  l シンボリックリンク
  n ネットワーク スペシャルファイル
  p fifo (「名前付きパイプ」) スペシャルファイル
  s ソケット
  - 通常のファイル

      以降の9文字は、3文字ごとの3つのセットとして解釈され、それぞれ所有者、
      グループ、およびその他のカテゴリが持つ、アクセス実行パーミッションを表
      します。 chmod(1) で説明しています。 - はパーミッションが許可されてい
      ないことを表しています。種々のパーミッションをどんな組み合わせにもまと
      めて使用できます。 x, s, S, t と T の文字が相互に排他的である場合を除
      きます。意味は次のとおりです。

  -r--------  所有者による読み取り
  --w-------  所有者による書き込み
  ---x------  所有者による実行(ディレクトリ検索)。ユーザーIDを実
 行時に設定しません。



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 ls(1)       ls(1)




  ---s------  所有者による実行/検索。ユーザーIDを実行時に設定し
 ます。
  ---S------  所有者による非実行/非検索。ユーザーIDを実行時に設
 定します。
  ----r-----  グループによる読み取り
  -----w----  グループによる書き込み
  ------x---  グループによる実行/検索。グループIDを実行時に設定
 しません。
  ------s---  グループによる実行/検索。グループIDを実行時に設定
 します。
  ------S---  グループによる非実行/非検索。グループIDを実行時に
 設定します。
  -------r--  その他のユーザーによる読み取り
  --------w-  その他のユーザーによる書き込み
  ---------x  その他のユーザーによる実行/検索。スティッキービッ
 トを実行時に設定しません。
  ---------t  その他のユーザーによる実行/検索。スティッキービッ
 トを実行時に設定します。
  ---------T  その他のユーザーによる非実行/非検索。スティッキー
 ビットを実行時に設定します。

      文字モードの意味は次のとおりです。

  - 対応するパーミッションが与えられていません。

  r 対応するユーザークラスに読み取りパーミッションが与えられてい
ます。

  w 対応するユーザークラスに書き込みパーミッションが与えられてい
ます。

  x 対応するユーザークラスに実行(またはディレクトリ検索)パーミッ
ションが与えられています。

  s 対応するユーザークラスに実行(検索)パーミッションが与えられて
います。設定されている所有者(セットユーザーID(SUID))、または
グループ(セットグループID(SGID))によってファイルが実行されま
す。

  S 対応するユーザークラスに実行(検索)パーミッションが与えられて
いません。設定されている所有者(セットユーザーID(SUID))、また
はグループ(セットグループID(SGID))によってファイルが実行され
ます。

  t その他のユーザーに実行(検索)パーミッションが与えられていま
す。「スティッキー」(テキストイメージを保存)ビットが設定され
ています。(  chmod(2)) の S_ISVTX の説明を参照してくださ
い。)

  T その他のユーザーに実行(検索)パーミッションが与えられていませ
ん。「スティッキー」(テキストイメージを保存) ビットが設定さ



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 ls(1)       ls(1)




れています。

      ディレクトリやファイルのサイズをバイトやブロック単位で表示するオプショ
      ン (  -s または -l (英字 L の小文字)) を指定した場合、リストの先頭にブ
      ロック全体の値 (間接ブロックも含む) が表示されます。

    アクセス制御リスト (ACL)
      ファイルにオプションの ACL エントリーがある場合には、 -l (英字 L の小
      文字) オプションの指定によって、ファイルのパーミッションの後に正符号
      (+) が表示されます。表示されるパーミッションは、 stat()  が st_mode
      フィールドに返すファイルのアクセス制御リストを要約したものです
      (stat(2) 参照)。アクセス制御リストの内容をリストするには、 lsacl コマ
      ンドを使用してください (lsacl(1) および acl(5) 参照)。

 多言語化対応
    環境変数
      COLUMNS 変数が設定されていれば、 ls は、指定された幅に基づいてカラム出
      力の位置を決定します。

      LC_ALL および対応する環境変数(先頭が LC_ で始まる)がロケール変数を指定
      しない場合、 LANG がロケールカテゴリで使われるロケール変数を決定しま
      す。 LANG が設定されていないかヌルに設定されている場合、 C がデフォル
      トとして使われます(  lang(5) を参照)。

      LC_COLLATE は出力のソート順序を決定します。

      LC_CTYPE は、 -b および -q オプションに対して、どの文字を表示できない
      とみなすかを決定します。また、ファイル名をシングルバイトまたはマルチバ
      イトのいずれの文字として解釈するかを決定します。

      LC_TIME は、 -g, -l (英字 L の小文字), -n, および -o オプションが出力
      する日付および時刻文字列を決定します。

      LC_MESSAGES は、日付および時刻文字列以外のメッセージの表示に使用する言
      語を決定します。

      インターナショナル変数のいずれかの設定が不適当な場合には、 ls はすべて
      のインターナショナル変数が C に設定されているものとして動作します。
      (environ(5) 参照)。

    サポートされるコードセット
      シングル/マルチバイトの文字コードがサポートされています。

 戻り値
      ls は、次のいずれかの値で終了します。

   0 入力ファイルがすべて正しくリストされました。

  >0 ファイルへのアクセス時にエラーが生じたので、 ls の実行が中止
されました。エラーの原因は、次のとおりです。




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 ls(1)       ls(1)




+  指定したファイルが存在しない。
+  ユーザーがディレクトリの読み取りパーミッションを持ってい
  ない。
+  プロセスが十分なメモリを確保できない。
+  不適当なオプションが指定された。

 例
      現在のワークディレクトリにあるすべてのファイルについて、ファイルサイズ
      も含む長い形式でリストを出力します。最後に変更した最新のファイルから新
      しい順に各ファイルをリストします。 . で始まる名称のファイルも表示しま
      す。

  ls -alst

 警告
      ログイン (tty) デバイスの出力結果に基づいてオプションを決定すると、思
      わぬ結果をまねくことがあります。これは、 ls -s と、 ls -s | lp によっ
      て示されます。一方、これまで ls を使用していた古いシェルスクリプトにつ
      いて、この設定を使用せずに実行すると、必ず異常終了します。

      ファイル名の中に表示できない文字があると、カラム出力に混乱が生ずること
      があります。 (  -b と -q オプションを除く)

 制約
    NFS
      ネットワークファイルについては、 -l (英字 L の小文字) オプションを指定
      しても、アクセス パーミッションビットの後に、オプションのアクセス制御
      リストの存在を示す正符号 (+) は表示されません。

 著者
      ls は、AT&T、カリフォルニア大学バークレイ校、および HP によって開発さ
      れました。

 ファイル
      /etc/group      -l および -g のグループID用
      /etc/passwd      -l および -o のユーザーID用
      /usr/share/lib/terminfo/?/*      ターミナル情報用

 参照
      chmod(1), find(1), lsacl(1), stat(2), acl(5)

 標準準拠
      ls: SVID2, SVID3, XPG2, XPG3, XPG4, POSIX.2











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